健康寿命の維持には歯が欠かせません

こんばんは。横浜市港南区港南台にある吉田歯科クリニック 吉田です。本日は福岡入れさせていただき、義歯の研修に参加させていただいています。義歯といってもほとんどが総義歯。総入れ歯の方がほとんどです。当院でも数パーセントの方が総入れ歯での治療を行なっていますが、入れ歯になると噛む力、咬合力が激減します。噛むことは、脳の働きを活発にする働きを持っているので、必然に脳への、そして運動など含めた活動量の低下が起こります。

先の、『歯の健康相談会』でもお話しさせていただいたのですが、噛むことが少なくなると『フレイル』の低下が起こります。

『フレイル』とは→フレイルとは、海外の老年医学の分野で使用されている「Frailty(フレイルティ)」に対する日本語訳です。「Frailty」を日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などになります。日本老年医学会は高齢者において起こりやすい「Frailty」に対し、正しく介入すれば戻るという意味があることを強調したかったため、多くの議論の末、「フレイル」と共通した日本語訳にすることを2014年5月に提唱しました。

 フレイルは、厚生労働省研究班の報告書では「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」1)とされており、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。多くの方は、フレイルを経て要介護状態へ進むと考えられていますが、高齢者においては特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。

簡単に言うと造語で、健康寿命の低下です。

総入れ歯になるより前に手を打つことが一番重要なのですが、総義歯もいないわけではありません。この十二月には認定医を取得させていただきますので、メンバーのドクターとともに研鑽をよりつみ、健康寿命の向上へ努めてまいります。

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