こんにちは、横浜市港南区港南台にあります吉田歯科クリニック　吉田です。世間は、政府のゴテゴテの対応（初めから入れなければよかったものの）とテレビの扇動報道が日に日に増加しているこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか？

当院では日々、手指消毒をはじめ器具の滅菌（滅菌器が三台フル稼働）を行なっています。もちろん、グローブの交換は当たり前で、場合によっては1人の来院者に数枚使いことも当たり前です。歯科治療では、観血的治療から、粉が出る治療、水の飛び散る治療と多岐に渡ります。一枚ではなんとも『きちゃない』と感じるからです。そして、歯を削る機械も、毎回交換です。滅菌（高熱を加えて菌を殺す）できない器具は使い捨てだったり、ガス滅菌を行なっています。

そして　歯科治療は目でも見えない虫歯菌や歯周病菌を相手に、『削り取る』や『そぎ取る』治療が中心です。虫歯の部分を器具で削り取っても、本当に取り残しがないのかは実はわかりません。目で見えないのですから。癌の治療と一緒かもしれません。癌で手術で、癌を取り切りました、、、と行っても数年後に再発するのはなぜでしょう？虫歯も取り切った、代わりに何かを詰めた、としてもまた虫歯になるのは？

器具を滅菌して、少しでも虫歯になるリスクを減らしていき、日々の生活を見直して、虫歯のリスクを減らして、適合の良い補綴物を入れてやっとこ虫歯になりにくいような状況です。私も日々考えるところです。

ひとまず、世間を賑わせているウイルスには、Fluと同じで、きれいきれいな状況を作っていきましょう。