2021/02/28
新プロジェクト発足へ 全貌まであと少し!
先日、認知症とお口の健康に関するお話に参加していただいた皆様をはじめ協力いただきました各所にお礼を申し上げます。
厚生労働省は2000年から始めた21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)の中で、栄養、運動、休養、禁煙、節酒、歯の健康 の要因が生活習慣病の予防に必要であることが明らかにしました。生活習慣病とは、健康日本21の6つの要因『食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒、歯の健康』がその発症、進行に関与する疾患群と定義されます。この要因の中で1/3も歯科医療が関連する事項が含まれています。なんとその後、2013年健康日本21(第二次)では、『健康を支え、守ための社会環境の整備=インフラ』の重要性を述べています。そしてその『社会環境整備』に真っ先に挙げられたのが、歯科診療所でした!
健康要因と疾病要因の両方が歯と口腔に含まれているので厚生労働省の健康づくりを実践する場として『最適』と言うことなんです!
先の認知症の話でもお伝えしたように、なんでも噛んで食べることは、幸福に生きるための前提条件である。しかし、実際には虫歯や歯周病により咀嚼機能が低下し、噛めなくて困窮している人が多数存在します。特に『噛めない』から噛めるものを自ら選んで食べた結果『高カロリーで太っているのに低栄養』という事態が起きています。
ゴールデンウイーク明けより、クリニックでは管理栄養士を含めた健康増進プロジェクトを始めさせていただきます。日々行っている、健口から始める虫歯予防(スマイルキッズ、スマイル倶楽部)、歯周病予防に追加されるプロジェクトです。
コロナとの共存は続きますが当院では、引き続き健口から体をサポートする医療機関として邁進していきます。こうご期待ください!!!