2021/07/09
何のためのトレーニングなのか
こんにちは。横浜市港南区港南台にあります吉田歯科クリニック 吉田です。
梅雨の真っ只中で外の気温と室内の温度にギャップがありまして、なかなか体調のコントロールが難しいこの頃です。
クリニックでは、4月入社のメンバーが研修期間の3ヶ月が無事に終わり、次のステップに入っています。歯科医師のステップは、診療後カンファレンスを毎日、そのあとカルテのチェック、個人のトレーニングと盛り沢山で過ごしています。
私ももちろん学術的な本の確認、トレーニングチェックを行いながら互いに研鑽を積んでおりますが、残念ながら全ての治療を完全に行うことはできません。多くの治療を終えた後がスタート地点なのですが、治療後の歯科衛生士のメインテナンス、各項目のチェックをしておりますが、どうしても確認できないことがあります。
それは、神経をとった歯の予後です。
神経をとった歯の行く末は、個人の生活習慣、食事、人工物の種類、歯並び。。。などで起こることが違います。
最終的には、写真のように 割れてしまうことが どうにもできません。
このような状況になると本当に、力のなさを痛感します。一本の刃の価値は100万と言われています。治療をして人工物をどんな形で入れるにしろ永遠ではありません。
一番は予防です。次は、削ることになった場合少しでもいい治療ができるように我々は頑張ります。