2023/05/15
当院の治療計画書の活用方法!!!
こんばんは、横浜市港南区港南台にあります医療法人Dental Community 理事長吉田です。
梅雨の前の気持ちの良い晴れた日は限られてきました。先日の水曜日は4時間コートでトレーニングをしたら真っ黒になっただけでなく。皮膚が火傷になってしまいました。この時期の強い日差しは要注意です。
さて、ご承知のように当院では治療に入る前にみなさまに多くの治療計画書をお渡ししています。
概ね6~10枚くらいの資料です。その資料には、現状の歯並び、修復物、虫歯、歯周病の状態を記載させていただいています。今日はその活用方法をお伝えできればと思っています。
治療計画書は、お口を健康にするための設計図、旅行の冊子みたいなものです。健康になるには、一緒に同じ方向に向いていかなければゴールに辿り着けません。そのための共通認識のためのものです。
旅行に例えると、来院者である皆様がハワイに行きたいのに、地図がヨーロッパに向いていたら永遠に辿り着けません。一緒にハワイに行くにはどんなルートがありますか?というものです。
治療計画には二つ以上のルートが記載されていますので、より細かくコーディネーターと相談してください。写真や図を見ながら確認できるとより計画書が活用できます。特に歯周病のリスクチェックは世界基準で用いられてりるものを使用していますのでやや厳しめです。
そして、その治療計画書は、持ちかえっていただきご家族とも相談できます。ぜひ、『こんな状態なんだけどどうしようか』などど家族間でも共有できると治療やメインテナンスの大事さを理解できると思っています。
さらにさらに、セカンドオピニオンにも使用可能です。治療計画に疑問があった場合、他院に相談したい場合も計画書を見せれば早いです。私たちのクリニックでは、担当医が計画をたて、副院長と院長が修正加筆を加えて完成しています。しかし、より多くの歯科医師の意見を聞くことも一つです。そんな活用もありですね。
ぜひ、我々の治療計画書を皆様のお口の健康に役立てればと思っています。
余談ですが、計画書は瞬時にできるものではありません、良いアイデアを練るため診療後に書籍や論文に目を通しながら仕込みを行い、修正加筆します。蔑ろにだけはしないでいただければと思います。