昨日,今年の診療がすべて終わりました。横浜市港南区港南台にあります医療法人Dental Commuinty理事長吉田です。
今年も多くの来院者の皆様、スタッフ、家族に支えられ質の高い診療を行うことができました。
しかしこの治療やメインテナンスがゴールではありません。治療オプションは、材料の進化で引き続き学びつづけなければなりません。
ただジルコニアがいいというわけではなく、ケースによってはガラスセラミックも。

治療技術はマイクロスコープを導入するか,しないかで変わってくると感じております。極限まで精密をもとめると現在の保険診療ではままなりません。やはり欠損補綴や歯周外科がひとつポイントになりそうです。

顎顔面矯正からの2期治療でのアライナー矯正は今後は主流になりそうな気配です。ブラケットよりも楽にできるからかもしれません。あくまでも顎顔面矯正をおこなったあとがポイントです。

抜歯を必要な治療には向いてないからです。メインテナンスは、最初の検査結果からのrisk評価を入れて進化させたり、治療後のrisk評価を混ぜていく方向に向かっていきます。より、皆様がご自身のお口の理解を深めていければと思います。
しかし、現在の保険診療での問題は年々大きくなり、材料だけで保険点数を抑制するには限界にきています。
世の中のコストはあがりつづけていますが、二年に一回の改訂では追いついていません。理事長である私も地域のインフラとしてのこのクリニックを来年以降維持していくための採用、メンバーの学びをより深めてまいります。

個人的にはインプラントに関しては地域の中でのトップランナーを継続し衛生士とともに長期症例をつくりまくります。そしてベテランテニスプレーヤーとしてもランキング50以内を目指して精進します。来年もよろしくお願いします！