2024/05/12
治療分業と働き方改革
こんにちは。横浜市港南区港南台の医療法人Dental Community理事長の吉田です。
みなさまのおかげてITIワールドシンポジウムに参加させていただきました。ITIはスイス発祥の世界で一番大きなインプラントのスタディグループです。そのスタディグループは一般的には開業医の先生が主導なのですが、全世界の有名な大学も参加しているのが違いです。大学が多く参加しているため、膨大なデータが集まっています。症例の凄さでなく、データを元に治療の確実性を伝えているのが他と違う部分です。
ということは、
しっかりとした診査診断、分類、ディシジョンツリーを確認して治療を進めるということです。それによってリスクのある治療は、術者のスキルによって分類され、1人の歯科医師に全ての負担がいくのでなく、クラス分けされて最適な治療が行われます。
お医者さんの世界ではこれはスタンダードかもしれません。
『〇〇先生に全てやってほしい』が良くありますが、悪いことではありませんが、公平性というか多くの方にアプローチできるのは、ある程度の分業が必要に感じます。また、今後の医師の働き方改革?に伴って、多くの歯科医師の業務が限定されそうです。
治療分業制と働き改革 これから当院が直面する問題です!