こんにちは。横浜市港南区港南台にあります医療法人Dental Community 吉田健です。

今年も残すところわずかとなりましたが、皆様にとってどのような一年だったでしょうか。私たち吉田歯科クリニックにとって、この一年は多くの挑戦と学びの一年でした。

海外での発表とグローバル視点の必要性

今年は海外での発表を3件行う機会をいただきました。特に、東南アジアの急速な進化は目覚ましく、歯科医療の分野でも新しい波が来ていると実感しました。また、テキサスで教育に携わるSeiko Min先生とも交流する中で、グローバルな視点を持つことの重要性を改めて感じています。

DX化と効率化の課題

国内では、DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進が叫ばれる中、歯科医療分野においても資金面や効率化の課題に直面しています。新しい技術や仕組みを取り入れるには、費用対効果や実現可能性を慎重に見極める必要があると感じています。

保険点数と診療の質のバランス

保険診療の枠組みの中で、診療の質をどのように保つかという課題にも取り組んでいます。患者さん一人ひとりに最適な治療を提供するため、診療報酬の制約の中でどのように対応していくか、引き続き模索していきます。

地域との連携と教育活動

地域とのつながりを大切にし、保育園や学校での校医活動も継続しています。この活動を通じて、歯科医療の重要性を地域の方々に広めることができたと感じています。来年も引き続き、地域に根ざした活動を大切にしていきます。

臨床と教育の場としてのクリニック

私たち吉田歯科クリニックは、大学のように「臨床」「研究」「教育」を同時に行うことは難しいかもしれません。しかし、「臨床」と「教育」を両立させる場として、これからもスタッフ全員で成長していきたいと思います。

来年も地域の皆さまに信頼される歯科医療を提供できるよう、努力を続けてまいります。どうぞ良いお年をお迎えください。